アシナガバチの自力駆除(アシナガバチの生態について)
アシナガバチは春の早い段階から巣を作りはじめます。
また、冬までその巣の周りを飛び回ります。
経験的に、軒下や外階段の下など、影になっているようなところによく巣を作ります。アシナガバチは巣を作っている間、頻繁に巣の回りを飛び回るので危険を感じることがあります。
アシナガバチはそれほど攻撃的ではないので、むやみにこちらから刺激しないかぎり刺されることはありません。
しかし、アシナガバチの体はやや大きいことから、近くに寄ってこられると恐怖を感じます。
巣を作るスピードや、増殖するスピードはそれほど速くないので、対処しきれないほどの数にアシナガバチが増えてしまうということはありません。
また、巣が自力で駆除できない大きさになってしまうほど大きくなることはほとんどありません。
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アシナガバチの自力駆除(作業について)
アシナガバチを自力で駆除作業するために必要となる主な道具は、長袖、タオル、手袋、殺虫剤、トング、厚手のビニール袋です。
まず、アシナガバチに刺されないようにするために長袖(できれば厚手のジャンパーのようなもの)や顔をおおうタオル(理想はハチ避け用ネットのついた帽子)を着用します。
次に、殺虫剤ですが、市販されているアシナガバチ駆除用のスプレータイプで問題ありません。なお、アシナガバチの巣は高い位置にあることがあるので、スプレーの噴射力の強い製品を選ぶことをおすすめします。
殺虫剤をアシナガバチの巣にかけ、十分に殺虫剤が効いたところで、トングを使ってアシナガバチの巣を落とします。
落ちた巣はビニールに入れて捨てることになりますが、アシナガバチの死骸や巣の破片などで破れる可能性があるので、厚手のビニール袋を用意しておく必要があります。
アシナガバチの自力駆除(苦労する点)
アシナガバチを自力駆除する上で苦労する点は、「危険」、「暑さ」、「繰り返し」です。
「危険」、として、アシナガバチに刺される危険と、高い場所で作業することの危険が挙げられます。
刺されないようにする対策をきちんとしておけば、アシナガバチに刺される心配は少ないので、むしろ気を付けるべきは高所作業の危険かもしれません。
次に、「暑さ」というのは、自力駆除作業中に熱中症になる可能性があるということです。どうしても厚手の服装で作業することになるので、水分を摂るなどして熱中症対策を十分にする必要があります。
最後の、「繰り返し」というのはアシナガバチの巣が何回も見つかる、ということです。
1つ巣を見つけたらその周囲に3つ巣があると考えたほうがよいかもしれません。また、一度駆除した巣のすぐそばに新しい巣ができることがあります。
殺虫スプレーを吹きかけても、効果は1年程度と考えてください。