スズメバチの活動時間を知れば効果的な対処法もわかる

スズメバチの活動時間は意外と長い

街中や住宅街でも見かける上に、人の刺して凶暴性が高い蜂と言えばスズメバチです。

これをうまく除去するには活動時間を把握しておくことが大切です。

まずスズメバチの大まかな活動時間ですが、明け方から夕方までの日中です。

日の働きバチの行動を見てみましょう。

朝方から夕方までは巣の外に出て蜜集めをしています。

間に何度か巣に戻ったりもしますが、基本的には巣の外で行動する時間帯です。

この時間帯は巣には蜂は少なくなります。夕方遅くには一斉に巣に戻ってきますので、巣の周りで蜂をよく見るかもしれません。

夜から朝までは巣の中でとってきた蜜や巣のメンテナンスなど、巣の中もしくは周辺での活動をしています。

活動的なのは巣の出入りが激しい早朝や夕方です。とくに朝はこれから動くというタイミングなので、巣がある周辺では注意しましょう。

時期によって多少の活動時間に差が出るスズメバチ

スズメバチの活動時間は早朝から夕方ですが、流れを見て気づくのが日が出ると行動開始をして、日が沈むと戻ってくるという野生の自然な行動です。

ですから、季節によって活動時間は若干変わってきます。

日が早く昇る夏なら、行動時間も早まります。ですから、あくまでも時間帯は目安で、周りが明るくなってきたら、蜂も行動し始めると考えるとわかりやすいですし、予想もしやすいでしょう。

また、気候でも活動時間は変わってきます。雨だとほかの昆虫と同様に羽がぬれて重くなりますので、あまり活動しなくなります。

これらの特製を踏まえて、スズメバチの被害から逃れる、または巣の駆除を行うと効率が良いです。

活動時間は太陽の動きと連動しているので、季節や天候に左右されます。それを考慮して対策を立てるのがポイントです。

スズメバチの活動時間は越冬中は気にしなくてもよい

スズメバチの活動時間は早朝から夕方までです。

しかし、冬は越冬準備をしていますので、特に気にしなくても大丈夫です。

越冬は12月から4月くらいまでです。この間はほぼ活動しません。逆に活動が活発になり、活動時間も長くなる季節もあります。

これがスズメバチの中でもズレがあるので、意外と厄介です。

・オオスズメバチの活動時期は5月〜11月
・キイロスズメバチの活動時期は4月下旬〜11月
・モンスズメバチの活動時期は4月下旬〜10月

こうしてみると、個体差が結構あります。初夏から秋までは特に注意が必要で、日が出る、沈む前後は要注意と覚えておくとよいでしょう。

さらに蜜をとっている日中でも見かけたら、刺激を与えないようにするのが得策です。

冬や気温が低い日は活動も鈍くなりますので、その点も考慮するとスズメバチの動きを予測できます。