蜂の活動時間は朝から日が暮れるまで続く
・働き蜂は朝から日中の間が活動時間
・個体と種類によっては活動時間が異なる
・蜂の巣にも一定の個体が残る
スズメバチなどの主な蜂の活動時間は、人間が通学や通勤をするサイクルとよく似ています。朝一に多くの働き蜂が巣の外へ飛んでいき、蜜などを集めて、戻ってくるのです。
ピークは朝で、昼間に差し掛かるとだんだんゆっくりになります。ただし、他より遅くに出て行く個体もいて、その場合は昼でも活発に動いているのです。
夕方で日が暮れる時間帯になったら、大半の働き蜂が巣に帰ってきます。あとは、巣の中にいる幼虫の世話や、自分の栄養補給といった雑用を行い、翌日に備える流れです。
基本的な活動時間を考えると、朝になった蜂の巣の周囲が一番危険と言えます。一斉に働き蜂が飛び立つので、妙に多く見かける場合には付近に巣がある可能性があります。
以下の記事で業界No.1のハチ110番の評判を紹介しています。業者に相談する前に口コミを見たい!という方はご覧ください。
続きを見る
初めての方にも親切丁寧なハチ110番♪業界No.1の安心できるハチ110番の口コミを紹介!
» 結局、どこに依頼すればいいの?というお困りの方は 失敗しないおすすめの3社を紹介!をご覧ください。
夜の蜂は活動時間に含まれていないことが多い
・視界が悪い夜は蜂の活動時間ではない
・夜を活動時間にする種類の蜂もいる
・はぐれた蜂が民家に迷い込む事例もある
夜になると、大部分の蜂が巣の中で大人しくしています。なぜなら、空を飛ぶのに視界がほとんどなく、活動時間に向いていないからです。
原則的に、この巣の外に出なくなる時間帯を狙って、スズメバチやアシナガバチの蜂の巣の駆除を行います。ただし、活動時間ではなくても巣の危険には防衛に出てくるので、安全に完遂できるプロに頼んだほうが賢明です。
国内に生息している蜂の一部は、夜も活動時間にしているため、安易に巣に近づくのはやめましょう。また、交尾のために巣を離れた雄や、何らかの理由で巣を追い出された個体もいて、それらは光に誘われて民家などに紛れ込むケースも見られます。
窓を開けっぱなしにはせず、網戸のように虫が入ってこない工夫をしておくことをおすすめします。
活動時間における蜂を避けるための注意事項
・黒を避けることで蜂を刺激しないこと
・香水などの匂いが強いものを避ける
・廃材といった巣の材料や場所を提供しない
活動時間中の蜂は、黒いものを攻撃する習性があります。いっぽう、白いものには反応が薄いので、意識して髪を白い帽子で隠すなどの対策をしましょう。黒いTシャツなどの衣服も、活動時間で近くに蜂がいる可能性が高い時には、あまりおすすめできません。特に、スズメバチは好戦的で、きっかけを与えるとすぐに攻撃してきます。
蜂は匂いで色々な識別をしているので、香水といった強い香りにも反応する恐れがあります。甘い香りに集まる事例が知られており、例えば飲みかけのジュースの缶を放置していたら、いつの間にかアシナガバチがくっついていたケースも考えられるのです。
外に置きっぱなしの家具や伸びたままの草木があると、活動時間中の蜂が喜んで寄ってきます。彼らは巣作りの場所や材料を探しているので、手入れのシーズンになったら草木を剪定して、不要品はすぐに処分しましょう。